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 1998年は日本からキューバへの移民開始100周年というところに、ファッションとしてのゲバラブームも重なり、官民共にちょっとしたキューバブーム前哨戦だった(本格的なブームは2000年の『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のヒットまで待たねばならぬ)。この年の2月の最終週、首都ハバナにて日本人のカーニバルチームが招聘され、公演を行っていたのをご存じだろうか。

 ことの起こりは97年夏、浅草サンバカーニバルに出場するために結成されたキューバのコンパルサ・スタイルのチーム『CUBA・CUBA(クバ・キューバ)』。ブラジルのサンバ軍団の中で孤軍奮闘、見事特別賞を頂いた。これが100周年の交流行事をいろいろと企画していたキューバ大使館の目に止まったのかどうか細かい経緯は定かではないが、98年の2月に予定されていた現地のカーニバルに出演しませんか、という話になったのだ。

 チーム名も新たに『Japoneate』(ハポネアテ:「日本する?」というぐらいの意味の造語らしい)となり、ダンサー・楽器隊合わせて60名ほどの大所帯で、本場に殴り込み(ただし旅費自分持ち)をかけることとなった。

 以前に、とあるバンドが現地のカーニバルに参加した話を聞いたようなおぼえはあったが、これだけ本格的なチームを組んで参加するのは初めてのことだろう。私は楽器隊の一員として参加した視点からこの貴重な体験をレポートし、後世に語り継いでいきたいと思う。

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